よくあるご質問

~ピアノ・声楽・ヴァイオリン個人レッスン編~

皆さんの素朴な疑問にお答えします。
 
Q. 家に楽器がありませんが入会できますか?

A. 習い事を始めるのに道具がなくては始められませんね。でも実際のところ、生ピアノをお持ちの家は少なくなっています。これは近年の住宅事情(例えば家が密集しているなどやマンション住まい)や生ピアノの維持費(定期的に調律が要)が意外とかかるといったことも理由にあげられます。最近では電子ピアノやキーボードもかなり性能が良くなり、より生ピアノに近付いてきました。ただし、家電と一緒でいつかは故障がつきものです。そこだけ了承して頂き、やはり何かしらご用意は必要かと思います。尚、最近の教材は導入本からペダルを使用する曲もあります。
 ヴァイオリンは、体験レッスンの際にはお教室の楽器をご使用いただけます。その後はご用意いただく形になりますが、分数ヴァイオリンに関してはお教室で空きがあればレンタルもいたします。 ただし、弓の毛を張り替えたり弦の交換などは各自でお願いいたします。また、返却の際にも楽器店にメンテナンスして頂いてからご返却願います。

Q. ヴァイオリンに関しては家族全員が初心者です…。

A. 弦楽器は何となく高尚で難しそうなイメージがありますが、小さなお子さま用サイズの楽器があり、意外と入りやすいものです。 持ち歩いてどこでも自分の楽器で演奏できるというのも魅力的。 導入の期間には是非レッスンに付き添っていただきご一緒にお勉強されてください。ピアノを弾いたことのある方(親御さん)ならば、「なるほど!」とお感じになることが多々あることでしょう。 

 Q. 練習する時間がありません。
 
A.それは困りますね。楽器の上達には練習が欠かせません。日々練習を積み重ねれば、どんどん上達しますが、「一日サボると三日前の状態に戻る」とも言われます。一日1時間も2時間も練習しなさいとは言いませんが、例えば「一曲を5回弾く」と決めたならば食事の時間や入浴の時間、睡眠時間をほんの数分ピアノに向かう時間にすれば良いのです。忙しくても時間は自分で作れるものです。どんなに忙しい人だって毎日ご飯は食べるし睡眠もとりますものね。日々の練習が習慣になりますように。
弾ければどんどん楽しくなり上達します。

Q. 子供のレッスンを聴講しなくてはいけませんか?

A. どちらでも結構です。お子さんによっては、保護者の方が居ると甘えが出てしまったり集中力が切れてしまうという場合もありますが、じっくり聴講して頂いて日々の練習に役立てて頂いたり、保護者の方も一緒に勉強するというスタンスも歓迎します。お子さまがレッスンを一人で受講する場合、未就学児ですと送迎されますね。その際には講師より宿題や今日の様子などお伝えいたしますのでご心配なくお預け下さっても大丈夫です。
レッスンを聴講される場合には携帯電話はマナーモードに設定してください。また、小さなお子さま同伴の場合にはなるべくレッスンの妨げにならないようご配慮願います。携帯ゲームや動画閲覧などを音を出して使用することは禁止です。(お教室で絵本や折紙等をご用意していますのでご活用ください)
また、むやみに早めに来室されたり遅くまで残ったりと前後の生徒さんへの配慮が欠けるようなことは謹んでください。皆さんそれぞれ貴重なレッスン時間です。ご協力願います。
 
Q.発達障がいがあっても受講できますか。

A.発達障がいの改善に音楽が効果的であることは知られてきています。ただ、遺伝性の強いお子さまに関しては難しいともいわれます。HQ(人間性知能)を高めるといった意味でピアノは効果的といわれますが、レッスンを受講するにあたり、まずはピアノの椅子に座っていられるか。これは他でも訓練してきていただけるとありがたいです。最初は数分でもOKです。健常児にも個人差はあるのですからご心配なく、まずは体験レッスンにいらしてみてください。音楽で楽しくストレス発散したり自己表現できることを目標にしましょう。

Q. 大人ですが今からのスタートは難しいですか。
 
A. 何歳からでもチャレンジできます。むしろ「やりたいとき」こそ「始め時」。憧れの曲をやさしいアレンジで挑戦してみましょう。最近では、ピアノで脳の回転が速くなるとか脳全体が活性化するともいわれています。そして何より「音楽は世界の共通語」です。世界中の人と、国境や性別、年齢を越えて感動を分かち合いましょう。
 
Q. 欠席の連絡や変更のご依頼などをメールでするのは失礼ではないでしょうか。
 
A. 大丈夫です。皆様それぞれにお忙しく過ごされている中で、電話連絡のタイミングが合わないことがございます。また、講師側はレッスン中には電話に出られない(気付かない)ことが殆どです。講師はそれぞれにスマートフォンを持っていますので、メールでもLINEアプリでもやりとりが可能です。遠慮なくアドレス等お尋ね下さい。
※来るはずの返信が1日経ってもこないなどというときには、お手数ですがお電話でのお問い合わせ確認をお願いします。(通信障害も考えられます)
講師の携帯電話に番号通知でおかけいただいた場合や、留守電メッセージをいれていただいた場合には、手が空いたときに講師から折り返しのお電話をいたします。但し、当日の欠席連絡の場合には振替えレッスンをお受けできない規約となっています。ご了承ください。
 
Q. ソルフェージュとは何ですか?

A. 一般的に、「新曲視唱」→初めて見た楽譜を階名(ドレミ)でうたう。「聴音」→先生が弾いた旋律を聴き取って楽譜に書く。「新曲視奏」→楽譜を初見で演奏する。などがあります。どれをするにも音楽の基礎知識が必要です。例えば、音符が読めたり書けたり、その音符がいくつのばすものなのかというリズム知識、三拍子の曲とは?ト長調とは?などという概念が理解出来てないと難しいですね。お教室では音符カードを使った譜読みやリズム打ち、新曲も初歩から取り入れています。

Q. 絶対音感はつきますか?

A. 音感というのは訓練によって養われるものです。きちんと調律された楽器で演奏する。正しい音程の演奏を聴く。より早い時期からそのような環境に触れることによって自然と身についてくることもあります。お教室では、レッスンの中でソルフェージュも行ったりしますので皆さんの音感は鍛えられていくはずです。

Q. 幼稚園の先生になるには?

A. 専門学校もしくは短大や大学で保育士や幼稚園教諭の資格が取得できます。ピアノは必修です。受験ではギロック、ブルグミュラー、バイエル後半程度の曲の演奏の他に、童謡の伴奏や弾き歌い(ピアノを弾きながら歌をうたう)の試験が実施される学校もあります。過去に高1からピアノを始めて、週に2回(各1時間)レッスンに通われて見事幼稚園の先生になった方もいらっしゃいます。お教室では、受験対策だけでなく、学校に入学されてからも授業や試験対策のサポートレッスンをいたします。

Q. グレードやコンクールなどは?

A. ヤマハやカワイのグレード、ピティナなど統一されてないグレード試験というものがございます。書道教室や水泳教室の級のようなものです。これらは希望すれば受験することが可能です。将来的にヤマハ音楽教室の講師になりたいのであればヤマハのグレードを取得しておく。というような感がありますが(ヤマハ講師は本人の所持するヤマハグレードによって給料の支給額が違います)、一つの目標としてグレード試験を目指すとか実力を試してみるとか、場慣れするために受験される方もいらっしゃいます。
グレードは自分に合ったレベルで受験しますが、コンクールには課題曲がございますので自分がそのレベルに達してなければ受験は困難です。毎日コンクール、学生音楽コンクールなどは音楽家の登竜門とも言われ、かなりハイレベルなものです。

グレード案内のホームページ

ヤマハ
https://www.piano.or.jp/

Q. 音大受験を視野に入れたいのですが…。

A. 音楽大学を受験するには、まず専科を決める必要があります。自分が何を専門に学校で勉強するのか、ピアノ、声楽、トランペット、ヴァイオリン、作曲etc…です(管弦打楽器・指揮科や古楽器・音楽教育学科、ジャズやミュージカル科なども有り)。例えば、ピアノ科で入学希望するならば、入学試験のピアノ課題曲を練習。他にソルフェージュやコールユーブンゲン、楽典の試験対策も必要になります。ピアノ以外の楽器(声楽も)で受験する場合でも副科ピアノが必修の学校は入試でピアノを演奏しなければなりません。学校によっては英語や数学、小論文などの教科の試験もありますし、芸大など国公立を受験される場合にはセンター試験も要となります。
各学校で夏期(冬期)講習会やオープンキャンパスが開催されています。また音大はコンサートも頻繁に開催されていますので足を運んでみましょう。
ソルフェージュや楽典はお教室でも強化レッスンいたします。
またご希望がございましたら、現役教授のご紹介も可能です。

音大附属の高校や中学もございます。音楽を志とする仲間と切磋琢磨する。華やかな芸術(音楽)の世界や環境に早期から馴染むことは感性を豊かにします。受験をお考えの方はお気軽にご相談ください。
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お教室では、生徒の皆さんはもちろんのことご家族の皆さんにも、音楽の素晴らしさをもっともっと実感体感して頂きたいと願っています。ピアノから吹奏楽へと広がったり、バンドを組んでギターやベースを弾いたり、抜群のリズム感でダンスを踊る卒業生もいます。吹奏楽も指導する音楽の先生、園児たちの憧れの幼稚園の先生、優しい保育士さん、看護師さんになって音楽療法を試みる方、私たちは皆さんの素敵な人生の応援団です。

             リベーレピアノ教室 講師一同